お祭り好きの皆様こんにちは!
今年も熱い夏祭りの季節になりました。
今回は茅ヶ崎市の歴史あるお祭り【浜降祭】について調べてみました。
湘南と言えば夏の海が思い浮かびますが、そんな湘南に夏の訪れを告げる浜降祭は、地元の方はもちろん観光客の方や、近年はインバウンドの外国人の姿もよく見るようになりました。
個人的には、お祭りと言えばやっぱり屋台が気になりますので、今回も屋台の情報を中心に調べてみました。
加えて穴場スポットや浜降祭の見どころも調べましたので、お楽しみに!
浜降祭とは?基本情報と概要
浜降祭の起源と歴史
浜降祭(はまおりさい)は、神奈川県茅ヶ崎市の夏の風物詩として広く知られている伝統的な祭りです。
その起源は1838年に遡り、江戸時代から続く歴史ある行事として地域住民に深く根付いています。
浜降祭の名前が正式に定められたのは1876年で、その後も地域の守り神として神輿が海で禊ぎを行う神事が続けられています。
この祭りは、地域の結束を深めるとともに、夏の訪れを告げる重要な役割を担ってきました。
「暁の祭典」と呼ばれる理由
浜降祭が「暁の祭典」と称されるのは、早朝に行われる神事が大きな特徴であるためです。
祭りは未明から始まり、明け方4時10分頃には最初の神輿が現地に到着します。
この幻想的な光景は、日が昇る前の静けさと夏の高揚感が交じり合い、訪れる人々に特別な感動を与えます。
また、早朝から素早く動き出す神輿や、太鼓や掛け声が響き渡る光景は、まさに「浜降祭」ならではの魅力です。
参加する神社と神輿の数
浜降祭には、寒川神社をはじめ、茅ヶ崎市や寒川町に鎮座する神社34社が参加します。
約40基の神輿が集結し、それぞれの威勢の良い掛け声や装飾を競い合いながら、神輿を担ぐ姿が壮観です。
この数は全国的に見ても非常に多く、一度にこれほど多くの神輿が揃う姿は浜降祭ならではの見どころです。
無形民俗文化財としての価値
浜降祭はその歴史的・文化的価値の高さから、無形民俗文化財に指定されています。
この祭りを通じて引き継がれてきた伝統的な神事や地域との結びつきは、現代社会においても貴重な存在です。
特に、神輿が海に入る「禊ぎ」という神聖な儀式や、地域住民の協力による準備は、文化財としての重要性を一層際立たせています。

お祭り好きなら無形民俗文化財は見とかないとね
開催地とスケジュールの概要
浜降祭の開催地は、神奈川県茅ヶ崎市にある西浜海岸、通称サザンビーチちがさきの西側です。
毎年7月の第3月曜日である「海の日」に開催され、2025年は7月21日(月)に予定されています。
最初の神輿は午前4時10分頃に入場し、その後午前7時には浜降祭合同祭が開式されます。
祭りは早朝を中心に進行しますが、最初の神輿が出発する午前8時頃まで多くの見どころがあります。
浜降祭の見どころ
神輿が海に入る禊の光景
浜降祭最大の見どころと言えば、神輿が海に入り「みそぎ」を行う場面です。
神輿を担いだ参加者が西浜海岸(サザンビーチ茅ヶ崎西側)の海へと進み、清らかな海水によって汚れを洗い流すこの神事は、神聖かつ壮大な光景として多くの観客を惹きつけます。
この瞬間は、浜降祭ならではの特徴的なイベントであり、地域の文化と夏の風物詩が融合する魅力の核心とも言えます。
『圧巻の浜降祭』
海の日に執り行われる『浜降祭』。午前4時頃から寒川神社を中心に、禊に34神社39基の神輿が集結して式典が行われる。かっこいい、担ぎたくなる。早朝で1日のエネルギー使い切るけど、清々しい朝。#茅ヶ崎 #浜降祭 #海の日#SIGMA #SIGMAfpL pic.twitter.com/GZ1MGBgqzq
— SATOGRAPHY 98%写真🦉 (@sato_net) July 16, 2024
夜明けを告げる勇壮な神事
浜降祭は早朝から始まり、午前4時10分頃には最初の神輿が浜に到着します。
まだ薄暗い中、夜明けとともに行われる神事は特に神聖な雰囲気に包まれます。
神職による祝詞の奏上や、神輿が揺さぶられる姿には勇壮さがあり、訪れた観客に感動を与えます。
朝の清々しい風を感じながら、屋台で買った温かい飲み物を手に楽しむのもおすすめです。
海の日ならではの夏らしい風景
浜降祭は7月の海の日に行われるため、夏らしい風景が大きな魅力です。
砂浜に並ぶ40基近い神輿の迫力ある姿と、夏の空に映える海の青とのコントラストは絶景そのもの。
浜辺では青い空と波の音を楽しみながら、日本の伝統行事と湘南の夏らしい雰囲気が相まった会場ならではの情景を満喫できます。
多種多様な神輿の装飾
浜降祭に集まる神輿は約40基にも及びますが、それぞれの神社ごとに装飾やデザインが異なるのも楽しみの一つです。
金色の飾りや華やかな房飾りを携えた神輿が並ぶ姿は壮観で、それぞれの神輿に込められた地域の思いや歴史が表現されています。
神輿のディティールをじっくり見学することで、より深く祭りの魅力を感じることができます。
浜降祭特有の掛け声とリズム
神輿を担ぎながら独特な掛け声やリズムが会場に響き渡ることも、浜降祭の風物詩です。
力強い担ぎ手たちが息を合わせ、「ワッショイ」などの声を掛け合いながら、神輿を振り上げる様子からは一体感と迫力が伝わります。
この掛け声と独特のリズムに観客も自然と引き込まれ、会場全体が祭りの高揚感に包まれます。
交通規制情報とアクセス方法
祭り当日の交通規制エリアと時間
浜降祭2025では、例年と同様に会場周辺で交通規制が実施されます。
交通規制の対象となるエリアは茅ヶ崎市西浜海岸(サザンビーチちがさき)周辺で、主に神輿の移動ルートや安全確保のために行われます。
規制の開始時間は早朝4時頃から始まり、神輿が会場を離れる午前8時過ぎまで続く傾向があります。
この時間帯には車両の進入が禁止されるほか、周辺道路でも渋滞が見込まれるため、事前の確認とルート選びが重要です。
また、徒歩エリアも混雑する恐れがありますので、安全に移動できるよう時間に余裕を持った行動をおすすめします。
実際の交通規制情報はこちら→ 浜降祭の交通規制
公共交通機関でのアクセス方法
公共交通機関は浜降祭当日のアクセスに最適な手段です。
最寄り駅はJR東海道線「茅ヶ崎駅」で、駅から西浜海岸までは徒歩約15分で到着します。
また、祭り当日は地元の交通機関が臨時便を運行する場合があるため、最新の情報を確認することが重要です。
特に、早朝の参加者に向けて早い時間帯の電車やバスが運行される可能性があります。
さらに、混雑を避けるためには、到着時間を午前4時前後に設定するとスムーズにアクセスできるでしょう。
公共交通機関の利用は交通規制の影響を受けないので、効率的かつ快適な移動方法としておすすめです。
車を利用する際の注意点
浜降祭当日は会場周辺が交通規制されるうえ、大勢の来場者が訪れるため、車を利用する場合にはいくつか注意が必要です。
まず、会場近隣の駐車場は早朝から満車になることが多く、駐車場所を探すのに時間がかかる場合があります。
事前に駐車場の位置を確認し、早めの移動を心がけましょう。
茅ヶ崎市内には公式駐車場や周辺エリアにいくつかの駐車場がありますが、満車を防ぐためには駐車場予約サービスの利用を検討することもおすすめです。
また、穴場スポットとして、少し離れた駐車場に停め、徒歩や公共交通機関で会場に向かう方法も有効です。
さらに、駐車後の移動ルートや帰路についても事前に確認しておくことで、スムーズに行動できるでしょう。
交通規制の時間帯やエリアは事前にしっかりとチェックすることが、安全かつ効率的に浜降祭を楽しむために大切です。
駐車場のおすすめスポット
公式駐車場と周辺の駐車場情報
浜降祭2025では、公式の駐車場が会場近くにいくつか設けられています。
代表的なものとして、茅ヶ崎市営駐車場やサザンビーチ駐車場があります。
これらの駐車場は会場へのアクセスが抜群で、祭り当日の観光客に多く利用されています。
ただし、祭り当日は早朝から駐車場が満車になることが予想されるため、早めの到着を心がけましょう。
また、公式駐車場が満車の場合には、少し離れた東海岸南駐車場や近隣のコインパーキングも候補に入れるとよいでしょう。
ずっとバイパス降りてから渋滞で1時間で進んだ距離300メートルとかで、なんでなんだろって思ったら、今日浜降祭か pic.twitter.com/qstsSKa6Nb
— 【Noi】Soume1🍾 (@YouTube_Soume1) July 17, 2023
穴場駐車場の見つけ方
公式駐車場が混雑することを考えると、周辺エリアでの「穴場駐車場」の利用もおすすめです。
例えば、会場から少し離れた茅ヶ崎市役所付近の駐車場や、近隣の住宅街に点在する小規模パーキングは、比較的混雑が少ないことがあります。
駐車場探しのコツは、事前にGoogleマップや駐車場検索アプリを活用して、浜降祭会場から徒歩15~20分圏内のスポットを調べておくことです。
駐車場予約サービスの活用法
最近では、駐車場の事前予約が可能なサービスも増えており、浜降祭2025でもこれを活用することで当日の駐車場探しがスムーズになります。
全国的に利用されている「akippa」や「タイムズのB」などの駐車場予約サイトでは、茅ヶ崎周辺の駐車場も検索可能です。
これらのサービスを使えば、穴場スポットを事前に確保し、当日はストレスなく会場に向かうことができます。
また、予約時には会場までの徒歩時間や利用可能時間をよく確認するようにしましょう。
特に浜降祭は早朝から始まるため、24時間対応の駐車場を選ぶことをおすすめします。
浜降祭を彩る湘南のご当地グルメ
地元食材を使った絶品料理
浜降祭では、湘南の豊かな自然が育む地元食材をふんだんに使用した料理が楽しめます。
たとえば、江の島沖で水揚げされた新鮮な魚介類を使った海鮮料理は、地元ならではの味覚として大人気です。
また、茅ヶ崎特産のシラスを使用した「しらす丼」もおすすめの一品です。
これらの料理は、湘南の海の恵みをしっかり堪能できるだけでなく、その土地の歴史と文化を感じさせてくれる点でも魅力的です。

お祭り毎の屋台の違いを見るのも楽しいよ
浜降祭限定!屋台メニューの紹介
浜降祭の屋台では、この祭りだけでしか味わえない限定メニューが登場します。
例えば、湘南で有名な厚木シロコロホルモンを使った串焼きや、地元で採れた野菜を使った湘南風の天ぷらなど、バラエティに富んだメニューが並びます。
また、祭り当日限定の特製タレを使った焼きそばは、早朝の涼しい空気の中で味わうにはぴったりの一品です。こうした屋台グルメは、浜降祭ならではの活気とともに訪れる人々を楽しませてくれます。
キッチンカーと新しい料理のトレンド
近年では、浜降祭でもキッチンカーによる新しいスタイルのグルメが注目されています。
地元の若手シェフがプロデュースする創作料理や、ビーガン対応のヘルシーフードなど、トレンドを取り入れたメニューも多く見られます。
特に、地元でとれた食材を使ったバインミーや、湘南ならではのフルーツを使用したスムージーはSNS映えすること間違いなしです。
キッチンカーのカジュアルな雰囲気も、祭りを一層楽しいものにしてくれます。
デザート・スイーツも充実
浜降祭ではスイーツ好きにも嬉しい屋台が充実しています。
特に人気なのは、湘南で採れる新鮮なフルーツをたっぷり使用したかき氷やパフェです。
マンゴーやイチゴなど、旬の素材を使ったスイーツは夏の暑さを和らげてくれるだけでなく、目でも楽しめる一品として評判です。
また、地元産の抹茶を使った和菓子やクリームブリュレも注目されており、幅広い世代が楽しめる品揃えです。
祭りの熱気の中で味わうこれらのスイーツは、格別な思い出を作ってくれるでしょう。
浜降祭
やっと全社揃ったところで仕事のため帰宅💨
雨普通に降ってきたし☔
屋台にもタピオカ pic.twitter.com/slGRMbFAee— 亜弓 (@1AyumimuyA6) July 14, 2019
浜降祭2025のおすすめ穴場スポット3選
浜降祭は多くの来場者で混雑しますが、少し場所を選べば快適に楽しめるスポットもありますよ。
サザンビーチちがさき西側
浜降りの中心となる場所から少し西へ移動したこのエリアは、人が比較的少なく、ゆったりと神輿の様子を見ることができます。
茅ヶ崎公園展望スペース
少し高台にある茅ヶ崎公園の一角には、遠くから祭りの様子を見下ろせるスポットがあります。
人混みが苦手な方におすすめです。
茅ヶ崎海岸駐車場付近
#道の駅湘南ちがさき #茅ヶ崎 #R134
普通自動車🚗駐車場160台🅿️なかなか厳しいね。
大型車🚛も近隣ファミマ食堂が混んでいるからこちらも。
夏の湘南🌊道の駅🏝️大渋滞‥⛽️もお勧め。
鉄砲道もメイン道路でこれからは混みそう。右折入場は禁止かしら。GS渋滞もあるから運転は慎重に。柳島海岸もあるね🏖️ pic.twitter.com/3NWDtNLu42— mt_chan🌲🦌🐳 (@mtchan345) July 2, 2025
地元の人が密かに訪れる場所で、神輿の行き来をゆっくりと見ることができます。
トイレも近く、家族連れにも安心。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、「浜降祭2025の屋台・穴場スポットまとめ!歴史や見どころも調査!」と題して2025年の浜降祭の情報をお伝えしました。
浜降祭は、早朝の静けさの中に響く掛け声と神輿の熱気、そして海への神事という独特のスタイルが融合した、他にはない祭りです。
2025年も例年通り、茅ヶ崎の西浜海岸を中心に大規模に開催される予定で、屋台や穴場スポットも楽しめます。
早朝からの参加で、一味違う夏の思い出を作ってみてはいかがでしょうか?
ぜひ、浜降祭2025の情報を事前にチェックして、安心・安全に楽しんでください。
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