山あげ祭2025の屋台や地元民おすすめ穴場スポットを調査!見どころもまとめ!

2025年の山あげ祭の屋台&穴場情報などをお伝えしています 夏祭り

お祭り好きの皆様こんにちは!

今年も暑くて熱い夏祭りの季節になりました。

今回ご紹介する450年以上の歴史を誇る那須烏山市の伝統行事【山あげ祭】。

毎年7月に開催されるこの祭りは、ユネスコ無形文化遺産にも登録されており、屋外で行われる歌舞伎公演や豪華な屋台が魅力です。
2025年の山あげ祭は、7月25日(金)から3日間開催される予定で、地元の方々はもちろん、遠方から参加する観光客の方々も、今年の山あげ祭について気になっている事もたくさんあるのではないでしょうか。

そんな皆さんの為にこの記事では、今年の見どころや屋台グルメ、混雑を避けて楽しめる地元民おすすめの穴場スポットを詳しくご紹介します。
これを読めば、山あげ祭をもっと楽しめること間違いなしですよ!

山あげ祭とは?その歴史と魅力

山あげ祭の成り立ち:1560年から続く伝統

山あげ祭は、栃木県那須烏山市で毎年夏に開催される歴史ある祭りです。
その起源は1560年まで遡り、烏山城主・那須資胤(なすすけたね)が牛頭天王(ごずてんのう)を祀る際、余興として始めたのが由来とされています。

この奉納行事が町の人々や地域文化とともに代々受け継がれ、現在まで450年以上の長きにわたって続いている貴重な伝統行事となっています。

当初は簡素な演目だったとされていますが、長い歴史の中で徐々に演技や背景装飾が進化し、現在では迫力のある野外歌舞伎の形式が特徴です。
現地を代表とする最大のイベントとして、地元の住民が一丸となって運営しています。

 

「烏山の山あげ行事」としての国指定重要無形民俗文化財

山あげ祭は、その独特な文化的価値から昭和54年(1979年)に「烏山の山あげ行事」として国の重要無形民俗文化財に指定されました。
その後、平成28年(2016年)にはユネスコ無形文化遺産としても登録され、日本が誇る伝統文化の一つとして世界的にも高く評価されています。

山あげ祭の特徴は、移動式の野外歌舞伎舞台であることです。
高さ10メートルを超える「はりか山」と呼ばれる巨大な舞台装置を町中に組み立て、人力で移動しながら演目が行われます。
このユニークな形式は、他ではなかなか見ることができないものです。
これほどの動的な舞台演出を伴う祭りは日本国内でも珍しく、文化財としての価値を高めています。

 

演目と山を描く技術:烏山和紙を使った背景美術

山あげ祭のもう一つの大きな魅力は、烏山和紙を使用した美しい背景画です。
舞台装置の背景に描かれる巨大な山や自然の風景は、熟練の職人たちによる手作業で制作されます。
烏山和紙はその丈夫さと質感の良さで有名であり、この祭りの華やかさを一層引き立てる重要な要素となっています。

背景画は各町の誇りでもあり、質の高い美術が魅力的な演目を彩ります。
また、演目は「将門」や「戻り橋」などの古典的なものから、地域色豊かな作品も含まれており、訪れる観客を楽しませています。
こうした技術と演目の融合は、山あげ祭を一大エンターテイメントとしての地位に押し上げています。

 

 

山あげ祭の見どころと体感ポイント

野外歌舞伎の迫力と生演奏の魅力

山あげ祭の最大の特徴は、街中を舞台にした移動式の野外歌舞伎です。
高さ約10メートルを超える巨大な「はりか山」と呼ばれる舞台装置が設けられ、若衆たちが手作業で移動させながら公演が行われます。
豪華な演目には「将門」や「蛇姫様」などがあり、壮大で情感豊かな舞台が繰り広げられます。
その中で、生演奏が加わることで一層の迫力が生まれ、観客はまるでその物語の一部になったかのような体験を味わえます。

 

夜間ライトアップでの幻想的な舞台

夜の山あげ祭は、昼間とは異なる幻想的な雰囲気に包まれます。
舞台が夜間ライトアップされることで、光と影が織り成す美しい世界が広がります。

特に烏山和紙を背景に使った舞台美術と柔らかな明かりが融合し、非日常的な情景が浮かび上がります。
夜間の公演は、昼とはまた違う穴場スポットとして観客を魅了します。
この光と音の調和した舞台は、那須烏山市ならではの特別なひとときを楽しむことができるのが魅力です。

 

山あげを支える6つの屋台の魅力

山あげ祭を支える6つの屋台(仲町、金井町、元田町、泉町、鍛冶町、日野町)は、祭りの象徴ともいえる存在です。
各町が持ち回りで運営を行い、装飾の華麗さや丁寧なご拝飾りが訪れる人々の目を楽しませます。

例えば、元田町の屋台では「鶴に鯉」や「金龍」の華やかな演出が見どころです。
一方で仲町屋台の「須佐之男命」や「唐獅子牡丹」には力強さと思いが込められています。
これらの屋台は祭りを盛り上げるだけでなく、その土地の歴史や文化を感じさせる重要な役割を担っています。

 

 

山あげ祭のアクセスと駐車場情報の詳細

山あげ祭が行われる那須烏山市へのアクセスは非常に便利です。
JR宇都宮駅からJR烏山線を利用すると約50分で到着します。
祭り期間中は臨時列車も運行される場合があるため、事前に鉄道会社の情報を確認すると良いでしょう。

お車で訪れる際には、祭り専用の無料駐車場が複数用意されています。
通常より広い駐車スぺースが確保されており、大型バスの駐車も可能です。
特に混雑が予想される祭り期間中は、駐車場の営業時間が延長されるため、お帰りの時間を気にせず楽しめます。
ただし、人気の祭りのため早めの到着がおすすめです。

 

祭典期間中は下記のとおり臨時駐車場が開設されます。利用時間は9:30~22:00です。

場所 駐車可能台数 開設日
中央公園 250 金・土・日※
市役所職員駐車場 150 金18:00~日
JA烏山支店 80 金18:00~日
烏山小学校校庭 600 土・日
愛宕台運動場 150 土・日

※7月27日(日)の17:00から還御のお神輿が中央公園付近を巡行する関係上、17:00以降の入庫は南・西側から、出庫は北側のみからしかできませんのでご承知おきください。

※参照元:那須烏山市公式サイト

 

 

烏山小学校校庭(臨時駐車場・シャトルバス発着所)~栃木銀行(シャトルバス発着所)間でシャトルバスが運行されます。

シャトルバスは7月26日(土)、7月27日(日)のみの運行で、7月25日(金)は運行しませんので、ご注意ください。

無料シャトルバス運行案内(運行時間10:00~22:00 ※最終バスは21:50栃木銀行発です)
烏山小学校 00分発 栃木銀行 10分発
20分発 30分発
40分発 50分発

※烏山小学校~栃木銀行間のシャトルバスでの所要時間は約10分です

※参照元:那須烏山市公式サイト

 

 

特別観覧席の予約方法と注意点

山あげ祭の桟敷席の販売額は、一般席1,000円(当日販売)、特別席10,000円(事前予約制)です

山あげ祭の迫力ある舞台をゆっくり観覧したい場合は、特別観覧席の利用を検討すると便利です。
特別観覧席は事前予約が可能で、公式ウェブサイトや地元の観光案内所を通じて予約できます。
ただし、限定席数のため、特に土日や夜間の公演は早めに申し込むのが確実です。

なお、観覧席周辺には屋台も点在しているため、飲み物や軽食を楽しみながら観覧することができます。
ただし、観覧席は他の観客と共有する空間でもあるため、大声での会話や座席の占有など周囲への配慮も忘れないようにしてください。

やっぱり桟敷席でゆっくり堪能したいな

 

混雑を避けた最適な観覧スケジュール

山あげ祭は3日間にわたって開催されますが、一部の時間帯やエリアは混雑が激しくなるため、観覧計画を立てることがポイントです。
比較的空いている午前中の公演を狙うと、野外歌舞伎や屋台の雰囲気をゆっくり楽しむことができます。

また、夜間のライトアップされた舞台は見どころの一つですが、非常に人気が高いため混雑しやすいです。
そのため、昼間に穴場スポットを巡り、夜の観覧は時間に余裕を持って移動する方法を取ると快適に過ごせます。

 

 

山あげ祭屋台グルメ情報まとめ

山あげ祭の定番屋台グルメは?

山あげ祭の屋台は、祭りを訪れる際に見逃せない楽しみの一つです。
定番メニューの中でも特に人気が高いのは、宇都宮餃子焼きそばたこ焼きじゃがバター、そして夏にぴったりのかき氷が挙げられます。
これらのグルメはお祭りの熱気と相まって、どれも格別な美味しさを堪能できます。

特に宇都宮餃子は、地元栃木県の名物で、多くの人が目当てに訪れる一品です。
混雑する前に訪れて、ぜひアツアツのうちにいただいてみてください。

なんだかんだ言って定番が1番お祭り感あるんだよね

 

那須烏山ならではの料理を楽しむ

山あげ祭には、那須烏山ならではの地域色豊かな料理が並ぶ屋台も見られます。

例えば、地域で採れた新鮮な野菜を使った天ぷら島田うどんなどが挙げられます。
どの料理も地元住民の誠意が感じられる親しみやすい味わいで、観光客だけでなく地元の人々にも親しまれています。
那須烏山特有の味わい深い料理は、お祭りのひとときに彩りを添えてくれることでしょう。

 

地元食材を使ったスイーツやドリンク

甘党におすすめなのが、地元で採れたフルーツや食材を使ったスイーツやドリンクです。

例えば、那須烏山産のブルーベリーを使用したかき氷やアイスクリーム地元産の苺をたっぷり使ったスムージーなどが人気です。
これらは、暑い夏の日差しの中、体を冷やしてリフレッシュするのに最適です。

また、那須烏山特産の蜂蜜を用いたドリンクやスイーツも注目されており、地元ならではの風味を存分に楽しむことができます。

 

 

山あげ祭の穴場スポット3選

混雑を避けてゆっくりと山あげ祭を楽しみたい方に向けて、地元民おすすめの穴場スポットを紹介します。

どうせなら全部楽しみたい私です

 

烏山城跡公園展望台

市街地を一望できる高台にある展望台。
遠くから山あげの舞台設営の様子や人の流れを眺められます。

夕方から夜にかけての景色が美しく、写真映え◎

 

烏山公民館裏の小道

市街地に近いにもかかわらず、あまり人が集まらない隠れた観覧スポット。
山車の移動ルートに面していて間近で見られることも。

人混みを避けつつ間近で公演が見られることもある

 

烏山駅東側河川敷(那珂川沿い)

駅から徒歩5分ほどの場所にある河川敷。
出店やメイン舞台からは少し離れますが、夜になると山あげの音や灯りが幻想的に感じられます。

レジャーシートを広げてゆったり休憩できる

 

 

まとめ

いかがでしたか?

今回は、「山あげ祭2025の屋台や地元民おすすめ穴場スポットを調査!見どころもまとめ!」と題して、2025年の山あげ祭の見どころを始め、屋台や穴場スポットなどもお伝えしました。

山あげ祭は、那須烏山市の誇る伝統行事であり、観光客だけでなく地元の人々にとっても特別な3日間です。
昼は屋台グルメ夕方からは伝統の演目夜は幻想的な舞台と灯りを楽しむのが醍醐味です。

混雑を避けたい方は、穴場スポットを活用することで、より快適に楽しめるでしょう。
2025年の山あげ祭を満喫するために、ぜひこの記事を参考にして事前の準備をしておきましょう。

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