お祭り好きの皆様こんにちは!
今年も心躍る夏祭りの季節になりました。
鳥取県の夏を代表する一大イベント【鳥取しゃんしゃん祭】が、2025年も熱く開催されます。
今年で第61回を迎える祭りは、2025年8月13日(水)から8月15日(金)までの3日間、鳥取市中心部を舞台に行われます。
初日の前夜祭には多数のイベントが開催されます。
2日目には色とりどりの傘を持った踊り手たちが一斉に舞う「一斉踊り」が行われ、鈴の音「しゃんしゃん」が街中に響き渡ります。
まだちょっと雨だけど台風は去っていったよ☺️
14日は鳥取しゃんしゃん祭りに行ってきた🏮👘
4年ぶりに街に祭が戻ってきた~!♪( ◜ω◝و(و “#鳥取しゃんしゃん祭 pic.twitter.com/w7aUGxarE8— LEN@LENCON WORLD (@lenglitter) August 16, 2023
最終日の千代河原市民スポーツ広場で打ち上げられる花火大会は、約7,000発の花火が夜空を鮮やかに染め上げ、祭りの幕開けを華やかに飾ります。
観光と食、そして感動的な景色を一度に堪能できるこの夏限定の祭典は、訪れる人すべてを魅了すること間違いありません。
今年の鳥取しゃんしゃん祭の情報を詳しくお伝えしますのでお楽しみに!
鳥取しゃんしゃん祭りとは?
祭りの歴史と起源
鳥取しゃんしゃん祭りは、1965年(昭和40年)に初めて開催されたお祭りで、鳥取市を代表する夏のイベントです。
この祭りの起源は、古くからこの地域に伝わる「因幡の傘踊り」にあります。
雨乞いや豊作を祈願する踊りとして始まり、現在は地元住民や観光客を巻き込んで大規模なイベントへと発展しました。
また、2014年には「世界最大の傘踊り」としてギネス認定を受け、全国的にも注目されています。

鳥取県人なら誰でも知ってるビッグイベントだよ
しゃんしゃん祭りの特色とその意味
この祭りの最大の特色は、大勢の参加者がカラフルな和傘を使って踊る「傘踊り」です。
この踊りは、雨乞いの願いと感謝の思いを込めた地域の伝統文化を基にしています。
また、20〜50人で構成された「連」が独自の振り付けを披露する創作踊りも大きな見どころとなっています。
観光客も踊りに参加できるプログラムが用意されており、地元と訪問者が一体となって楽しめるのもしゃんしゃん祭りの魅力です。
さらに、祭り期間中は屋台も多く出店し、地元グルメを堪能できる点も楽しみの一つです。
なぜ「しゃんしゃん」?その由来とは
「しゃんしゃん」という名称は、傘踊りで使用される鈴の音に由来しています。
踊り手たちは手に持った傘を回転させ、その際に「しゃんしゃん」と響き渡る鈴の音が軽快なリズムを生み出します。
この独特の音色が祭りの名称に採用され、今では名称とともに祭り全体の象徴ともなっています。
この鈴の音は、幸福や願い事が天に届くようにという意味も込められており、どこか心温まる要素を感じさせるものです。
しゃんしゃん祭の見どころと楽しみ方
開催日程と主なイベントスケジュール
鳥取しゃんしゃん祭りは例年8月中旬に開催されます。
2025年は、8月13日(水)から15日(金)の3日間にわたって行われます。
初日は、風紋広場を会場に「すずっこ踊り」でスタート。
2日目には、市街地全体で盛り上がる「一斉傘踊り」が展開し、4000人以上の踊り手が色鮮やかな傘を手に踊ります。
最終日には、市民納涼花火大会が夜空を彩り、祭りを締めくくります。
花火大会では、テーマ「Timeless」に沿った7000発の花火が打ち上げられる予定です。
イベントの詳しい情報はコチラ → 鳥取しゃんしゃん祭イベントマップ (参照元:鳥取しゃんしゃん祭公式HP)
しゃんしゃん傘踊りの迫力と魅力
鳥取しゃんしゃん祭の象徴ともいえる「しゃんしゃん傘踊り」。
その最大の魅力は、色鮮やかな傘と、踊り手たちが一斉に作り上げる迫力ある演技です。
特に、傘に取り付けられた鈴が奏でる「しゃんしゃん音」が会場中に響き渡り、独特の祝祭感を演出します。
振り付けは伝統的な因幡の傘踊りを基にしつつ、現代風にアレンジされており、各連(グループ)の個性が光ります。
また、しゃんしゃん祭の傘踊りは、2014年に「最大の傘踊り」としてギネス世界記録に認定された実績もあります。
訪れる際には、そのスケールの大きさと一体感をぜひ間近で堪能してください。
昨日あった鳥取しゃんしゃん祭の一斉傘踊りの様子です。どこの連も息の合った躍動感ある踊りを見せてくれましたね。 pic.twitter.com/LVQXoePhOV
— 読売新聞鳥取支局 (@yomi_tottori) August 15, 2024
一斉傘踊りと参加方法
祭りのハイライトとなるのが「一斉傘踊り」です。約4,000人もの踊り手が一堂に会し、統一感のある華麗なパフォーマンスを披露する様子はまさに圧巻。
本イベントは見て楽しむだけでなく、一般参加も可能です。
傘踊りの踊り方講習会が祭り前に地元で開催されるため、観光客でも気軽に参加することができます。
また、各連のオリジナリティあふれる衣装や傘のディテールも要注目。
より詳しい参加方法は、鳥取しゃんしゃん祭振興会事務局へお問い合わせください。
フィナーレを飾る市民納涼花火大会
鳥取しゃんしゃん祭の最後を飾るのが「市民納涼花火大会」です。
2025年は8月15日(金)の20時から、1時間にわたり約7,000発の花火が夜空を彩ります。
この花火大会は鳥取県内でも屈指の人気を誇り、毎年10万人以上の見物客が訪れます。
特に、打ち上げられる花火がしゃんしゃん祭独自のテーマに沿った演出を含むことが特徴です。
屋台で購入した鳥取名物を片手に花火を鑑賞するのもおすすめです。
見晴らしが良い穴場スポットを探せば、混雑を避けながら美しい花火を楽しむことができるでしょう。
フォトスポットと記念撮影のアイデア
鳥取しゃんしゃん祭には、思わず写真に収めたくなるスポットがたくさんあります。
一番のおすすめは、踊り手たちが祭りのクライマックスで一斉に傘を掲げるシーンや、しゃんしゃん音が響くイベント会場の賑わい。
さらに、色とりどりの飾り傘が並ぶエリアや、夜の屋台エリアでは幻想的な灯りを背景に撮影するのも素敵です。
また、2025年には特設フォトエリアが設置される予定なので、そちらも見逃せませんよ。
子どもから大人まで楽しめるアクティビティ

子供の頃の思い出は永遠です
鳥取しゃんしゃん祭では、子どもから大人まで楽しめる多彩なアクティビティが用意されています。
例えば、2025年には「すずっこ踊り」や傘踊り体験コーナーが登場予定で、小さなお子様でも楽しく体験できる内容となっています。
また、グループごとの創作踊りコンテストは個性的な演技が満載で、観客が歓声を上げるほどの盛り上がりを見せます。
さらに屋台エリアでは、絶品グルメや鳥取の特産品を堪能することができ、大人も満足できる時間を過ごせるでしょう。
アクセス完全ガイド
電車・バス利用でのアクセス方法
鳥取しゃんしゃん祭会場へのアクセスは、公共交通機関を利用するのがおすすめです。
最寄り駅はJR鳥取駅で、駅から徒歩圏内にメイン会場が広がっています。
祭り期間中は、バスの増便や臨時便が運行されることがあり、主要な観光エリアや周辺都市からもアクセスしやすくなります。
電車やバスを利用する際には事前に時刻表を確認し、混雑のピーク時を避けるプランを立てましょう。
車でのアクセス方法と駐車場情報
車で訪れる場合、中国自動車道「鳥取IC」から約15分で市内に到着します。
ただし、祭り期間中は交通規制が実施され、周辺道路の混雑が予想されます。
そのため、事前に駐車場の場所や空き状況を確認しておくことが重要です。
臨時駐車場が設置されることが多いので、公式ホームページや地元観光情報サイトを参考にしてください。また、駐車場から会場まではシャトルバスが利用できる場合もあります。
シャトルバスの運行情報
鳥取しゃんしゃん祭では、祭りの混雑を緩和するためにシャトルバスが運行されることがあります。
これらのバスは主に臨時駐車場や鳥取駅周辺から会場へ直行するルートを走ります。
利用料金は無料、もしくは低額に設定されていることが多いため、車を利用して訪れる場合は積極的に活用することをおすすめします。
運行スケジュールや乗り場の詳細は、公式ウェブサイトやSNSで情報を随時確認しましょう。

鳥取駅から花火会場へのシャトルバスはあるみたいだね
交通規制と混雑回避のコツ
祭りの期間中、鳥取市内の主要道路では交通規制が敷かれるため、車を利用する場合は早めの移動がおすすめです。
特に傘踊りや市民納涼花火大会が開催される時間帯は、周辺道路や会場近くが非常に混雑します。
徒歩で移動しやすい靴を履き、動きやすい服装で参加することが快適な時間を過ごすポイントです。
また、公共交通機関の利用を検討し混雑を避けるプランを立てることで、よりスムーズに祭りを楽しめます。
当日の交通規制はコチラ → 鳥取しゃんしゃん祭交通規制図 (参照元:鳥取しゃんしゃん祭公式HP))
市民納涼花火大会情報
市民納涼花火大会の概要
鳥取しゃんしゃん祭りの最終日を華やかに締めくくるのが「市民納涼花火大会」です。
この花火大会は、鳥取市内で最大級のイベントのひとつとして知られており、2025年には7000発の花火が打ち上げられる予定です。
祭り全体のクライマックスとして、多くの観光客や地元住民が一緒に夏の夜空を彩る花火を楽しみます。
今年のテーマは「Timeless」であり、見る人々の心に響くさまざまな花火演出が期待されています。
過去の花火大会の見どころ
過去の市民納涼花火大会では、テーマに沿った色鮮やかな花火や、音楽とシンクロした仕掛け花火が観客を楽しませてきました。
特に、ラストを飾る「フィナーレ花火」は圧巻で、空一面を明るく染める大迫力の演出が特徴です。
例年、家族連れやカップルが多く訪れ、訪れる人々それぞれが「鳥取しゃんしゃん祭り」の締めくくりを特別なひとときとして記憶に留めています。
おすすめ観覧スポットとアクセス情報
花火大会をより楽しむために、事前に観覧スポットをチェックすることが重要です。
JR鳥取駅からすぐの中心市街地エリアでは、大道り沿いをメインに観覧スペースが広がります。
また、少し混雑を避けたい場合は、郊外の河原町周辺や、駅近くの風紋広場周辺が穴場スポットとしておすすめです。
アクセスも非常に便利で、公共交通機関を利用する場合、JR鳥取駅から徒歩圏内で会場まで辿り着くことができます。
また、来場者のために有料駐車場も設けられているため、車でのアクセスにも対応しています。
花火大会と祭りを楽しむコツ
花火大会と祭りを満喫するためには、時間配分を意識することが重要です。
祭り初日と二日目の「すずっこ踊り」や「一斉傘踊り」を楽しんだ後、最終日の花火大会に向けて場所取りをするのが定番の流れです。
屋台巡りも忘れずに楽しみたいポイントで、地元の名産品を味わいながら祭りの雰囲気を満喫することができます。
ただし、会場周辺は混雑が予想されるため、余裕を持った移動計画を立てましょう。
また、穴場スポットでゆったりと花火を観覧するのも、特別感を味わえるおすすめの過ごし方です。
しゃんしゃん祭花火・踊り観覧の穴場スポット3選
混雑を避けながらも、しっかり花火や踊りを楽しみたい方におすすめのスポットを紹介します。
20240815 しゃんしゃん祭花火大会
フィナーレをおすそわけ。
これでもかってくらいスターマイン祭✨✨✨🤭
ふらっと外に出てこれが見られる鳥取。良き🤍 pic.twitter.com/kb0FluMBnX— 【公式】鳥取県庁政策統轄課(旧人口減少社会対策課) (@tottori_iju) August 16, 2024
久松公園(鳥取城跡)
標高のある公園からは、千代川河川敷の花火を一望できます。
夜間は足元が暗くなるため、懐中電灯の持参がおすすめ。
観光地としても有名な鳥取城跡と合わせて楽しめます。
樗谿(おうちだに)公園
中心部から少し離れた落ち着いた公園で、花火大会会場まで徒歩圏内。
芝生エリアでゆったり過ごせるため、小さなお子様連れにも向いています。
千代橋周辺
河川敷ほど混雑せず、真正面から花火を鑑賞できるスポット。
撮影スポットとしても人気で、三脚を使って花火を撮影するカメラ愛好家も多く訪れます。
鳥取しゃんしゃん祭の屋台グルメと特産品

お祭りの屋台って何であんなに美味しそうなんだろう
2025年注目のおすすめ屋台
鳥取しゃんしゃん祭2025の屋台では、地元ならではの魅力的なグルメやスイーツが多数並びます。
今年注目の屋台として、「鳥取和牛串焼き」や新鮮な海産物を活かした「カニ汁」、さらには「梨ソフトクリーム」などが挙げられます。
また、昨年好評を得た「しゃんしゃん焼き」(傘踊りをモチーフにした焼き菓子)も復活する予定です。
毎年行列ができる人気屋台は早めの来訪がおすすめです。
鳥取名物と限定グルメ
鳥取では「砂丘らっきょう」や「鳥取カレー」といった名物が有名ですが、しゃんしゃん祭ならではの限定グルメも見逃せません。
特に、限定で販売される「しゃんしゃん饅頭」は、お土産にも喜ばれる人気商品です。
また地元産の蟹を贅沢に使った「蟹雑炊」や、暑い夏にぴったりの鳥取県産梨を使用した「梨かき氷」も訪れる観光客から高い評価を得ています。
これらのグルメは早々に売り切れる可能性があるため、屋台エリアは早めにチェックすると良いでしょう。
食べ歩きおすすめルート
屋台エリアはしゃんしゃん祭の見どころの一つです。
鳥取駅前から祭り会場までのストリートには、両脇に屋台が並び、多彩なグルメを満喫できます。
おすすめのルートとして、まず地元名物の屋台を楽しみながら鳥取カレーや鳥取和牛串でしっかりお腹を満たし、途中で冷たい梨ソフトを堪能するプランがおすすめです。
また、踊り会場近くの穴場スポットで好評の隠れ家風屋台も注目ポイントです。
食べ歩きと合わせて、しゃんしゃん傘踊りのパフォーマンスを楽しむことができますよ。
夜に楽しむ屋台エリアの雰囲気
屋台エリアは夜になると、提灯や飾り付けが祭りの雰囲気をさらに盛り上げ、昼間とは異なる魅力が広がります。
特にしゃんしゃん傘踊りの煌びやかなライトアップされた演出と、屋台の賑わいが合わさり、訪れる人々が心から楽しめる空間となります。
夜限定のメニューやライブパフォーマンスを実施する屋台も登場しますので、日中とはひと味違った祭りの楽しみ方ができるでしょう。
屋台で購入する際のポイントと予算
屋台での買い物は現金が基本ですが、近年では電子決済が利用できる店舗も増えています。
一品あたりの価格は300〜1,000円が目安で、大人2名で楽しむ場合は、3,000〜5,000円の予算を用意しておくと安心です。
また、人気の屋台は混雑するため、早めに並ぶのがおすすめです。
万が一混雑を避けたい場合は、遠回りして穴場スポットの屋台を探すのも一つの手です。
まとめて購入した際に割引が適用される屋台もあるので、予備のバッグを持参しておくと便利ですよ。
まとめ
いかがでしたか?
今回は「鳥取しゃんしゃん祭2025完全ガイド!屋台情報や花火穴場スポットに加え混雑状況も調査!」と題して2025年に鳥取で開催される鳥取しゃんしゃん祭についての情報をお伝えしました。
2025年の鳥取しゃんしゃん祭は、8月13日〜15日の3日間、花火・傘踊り・屋台グルメと見どころ満載です。
鮮やかな傘踊りの迫力、夜空を彩る花火の美しさ、そして地元ならではの食文化を一度に体験できる貴重な機会です。
穴場スポットを活用すれば、混雑を避けつつ快適に観覧できます。
今年の夏はぜひ浴衣姿で鳥取しゃんしゃん祭へ足を運び、五感で楽しむ特別なひとときをお過ごしくださいね!
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