お祭り好きの皆様こんにちは!
2025年も気付けば夏真っ盛り。
全国各地で夏祭りも真っ盛りです。
静岡県三島市を代表する夏祭りである【三嶋大祭り】は静岡県内でも屈指の規模を誇るイベントで、毎年50万人以上の来場者が訪れます。
特に観光客にとっては、三島市の魅力を存分に楽しむ絶好の機会となっており、地元の屋台グルメや特設イベント、迫力満点の手筒花火を目的に多くの人が集まります。
このように多彩なプログラムと盛り上がりを見せる三嶋大祭りは、遠方からの観光客にとっても特別な体験を提供しています。
地元の方々はもちろん、全国各地のお祭り好きの方々も今年の三嶋大祭りはどんな内容なのか気になるのではないでしょうか?
という事で今回は、2025年の三嶋大祭りの花火や屋台の情報を中心に、穴場スポットや駐車場の情報、加えて混雑状況まで網羅してお伝えしたいと思いますので参考にして頂ければと思います。
三嶋大祭りとは?その歴史と概要
三嶋大祭りは、静岡県三島市で毎年8月15日から17日にかけて開催される伝統的な祭りで、三島の夏を彩る最大のイベントです。
この祭りは、源頼朝が平氏打倒を祈願するため三嶋大社を訪れたことに起源を持つとされています。
その後、地域の人々によって受け継がれ、現在では観光客を含めて約50万人が訪れる大規模な祭りとなっています。
見どころの一つである「山車とシャギリ」は、伝統的な祭囃子とともに豪華な山車が街中を巡行し、三嶋大社前で盛大に競り合う様子が圧巻です。
また、手筒花火や頼朝公旗挙げ行列など、数々のイベントが用意されており、歴史と情熱を感じられる3日間となっています。
三嶋大祭りに
行ってきました♫夜になっても暑いです🥵
人混みが暗くなるほど
増えてきています。#三嶋大祭り pic.twitter.com/FXMijqOf4u— まるとら(╹◡╹) (@Marutora006) August 15, 2024
三嶋大社との深い結びつき
三嶋大祭りは、三嶋大社と深く結びついています。
三嶋大社は、古くから伊豆国一宮として崇められ、多くの人々が参拝に訪れる神社です。
特に、源頼朝が平氏討伐の願掛けを行ったことでその名が広まりました。
三嶋大祭りの多くの行事は、この三嶋大社を中心に行われ、その歴史的・文化的価値を祭り全体で感じることができます。
祭り期間中は三嶋大社の境内でも神事や奉納行事が行われ、地元住民にとっても重要なコミュニティの場となっています。
この祭りを通じて、三嶋大社の持つ伝統や地域への貢献を垣間見ることができます。
例年の来場者数と規模
三嶋大祭りには例年約50万人もの人々が訪れます。
この大規模な祭りは、三島市のみならず静岡県全体を代表するイベントの一つとして位置付けられています。
山車の巡行や頼朝公旗挙げ行列などのメインイベントには特に多くの観客が集まり、会場内は熱気と活気に包まれます。
また、訪れる人の属性も多様で、地元住民だけでなく全国各地からの観光客や外国人旅行者も含まれるため、グローバルな注目を集める祭りとも言えます。
この規模の大きさや賑わいこそが三嶋大祭りの魅力の一つです。
三嶋大祭りの見どころ
力強い山車と迫力のシャギリ
三嶋大祭りの初日を象徴するのが、10数台の山車が揃い踏む壮観な光景です。
昼間はそれぞれの地域の個性が光る華やかな山車を間近で見ることができますが、夜になるとその迫力がさらに高まります。
三嶋大社前に山車が集結し、シャギリと呼ばれる祭囃子とともに競り合いが行われます。
この競り合いでは、地元の職人たちが長年受け継いできた技術や熱意が感じられ、観客を圧倒します。
シャギリの音色は、三島の夏の夜を彩る特別な調べとなっています。
頼朝公旗挙げ行列の壮大さ
2日目の注目イベントである頼朝公旗挙げ行列は、歴史好きにはたまらない一大パレードです。
源頼朝が三嶋大社で戦勝祈願を行い、旗揚げをしたエピソードに由来する行列で、総勢100名以上の壮大なパフォーマンスが行われます。
毎年話題の芸能人が源頼朝役を務めるため、観客からの期待感も高いです。
三嶋大社を中心に大通りを練り歩く様子は圧巻で、華やかな衣装と楽隊が観客を魅了します。
#ラジオイースト
今日は三嶋大祭りから中継!📻熱中症対策には十分にお気をつけください🙇♀️
賑やかなしゃぎりの音がサイコーです🎶 pic.twitter.com/SvwjxFTLg2
— 橋場みなみ@みなみな (@all_minami) August 17, 2024
手筒花火で夜空を彩る一瞬
祭りのクライマックスとなる手筒花火は、三嶋大祭りを代表する伝統行事です。
2日目の夜に行われるこのイベントでは、地元住民が手筒を抱えて火花を上げる勇壮な姿が観られます。
火花が天高く吹き上がり、瞬間ごとに夜空を彩り、観客の視線を釘付けにします。
このダイナミックな演出は静岡県内でも屈指のもので、夏の夜の思い出として心に刻まれること間違いありません。
早めに穴場スポットを確保することで、ゆっくりとその迫力を堪能できます。
炎龍
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@静岡県三島市_三嶋大社
三嶋大祭り_神事_手筒花火
2023.08.16_撮影
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.#三嶋大祭り #三島市 #静岡県 pic.twitter.com/r4b5gfiwZO— ヒマワリ (@system7777) September 9, 2023
地元の熱気が溢れるパレード
三嶋大祭りの最終日を象徴するのが、市民総出で行われるパレードイベントです。
特に地元団体や学校、企業が参加する農兵節パレードは、伝統的な踊りを核にしており、地域の連帯感や熱気が感じられます。
また、みしまサンバパレードでは、華やかな衣装を纏った踊り子たちがリズムに乗せて大通りを練り歩き、観客も自然と一緒に踊りたくなるような楽しさを提供します。
祭りに参加する一体感を味わえる絶好のイベントです。
三島サンバや農兵節の魅力
三嶋大祭りを締めくくる踊りのイベントは、地元の伝統と異文化が融合したユニークなもので、三島サンバと農兵節がその頂点です。
農兵節は、地域に古くから伝わる民謡で参加者全員が一緒になって踊り、祭りのフィナーレを盛り上げます。
一方、三島サンバはラテンムード溢れる熱気あふれる音楽に合わせて繰り広げられるパフォーマンスです。
老若男女問わず多くの人が参加できるため、訪れる人々にとって一体感を共有する特別な機会となります。
三嶋大祭りの開催日程とアクセス方法
開催日程・場所
三嶋大祭りは、2025年は8月15日(金)から17日(日)までの3日間にわたり開催され、開始時間は毎日15時からで、終了時間は21時頃です。
祭りの主要な会場は三嶋大社を中心に、市内一帯で様々な催しが繰り広げられます。
8/15~8/17の「三嶋大祭り」
トイレや、救護所の場所など、ご確認ください。
三島駅南口⇔三嶋大社さんの間が、徒歩で15分程。
とイメージすると距離感がつかみやすいかもしれません救護所はGoogleマップに落とし込んでみましたhttps://t.co/sLTRZQiqQ6#熱中症対策 #あなたのために誰かのために pic.twitter.com/Nwl8EuvN83
— 【公式】三島市観光協会 (@MishimaTourism) August 12, 2025
三島市への交通手段(電車・車)
三嶋大祭りへは、公共交通機関や車を利用してアクセスすることができます。
電車を使う場合、JR三島駅が最寄り駅となります。
三島駅は東海道新幹線も停車するため、遠方からのアクセスにも非常に便利です。
駅から会場である三嶋大社までは徒歩約10分となっており、駅を出てすぐに祭りの賑わいを感じられることでしょう。
車でのアクセスの場合は、東名高速道路の沼津ICから約15~20分で三島市内に到着します。
ただし、三嶋大社周辺には祭り期間中、駐車場が設けられていないため、近隣の有料駐車場やシャトルバスの運行スポットを活用することをおすすめします。
三嶋大社周辺の駐車場とアクセス情報
三嶋大社周辺には、祭りの関係上専用の駐車場が設けられていないことが多く、混雑が予想されます。
周辺の公共駐車場やコインパーキングが利用可能ですが、当日は早い時間から満車となることが見込まれます。
そのため、混雑を避けるには三島駅周辺の駐車場を利用し、徒歩や公共交通機関で会場へ向かうのが快適です。
また、三島市役所や商業施設の臨時駐車場が解放される場合もありますので、祭り公式サイトや地元観光協会の案内を事前にチェックすることをおすすめします。
車を利用する際は、周辺の交通規制情報も確認しておきましょう。
当日の交通規制・駐車場情報はコチラ → 三嶋大祭り交通規制案内図 (参照元:三嶋大社公式サイト)
混雑予想と快適な移動方法
三嶋大祭りは毎年50万人もの来場者を迎えるため、特に開催時間中の15時から21時は非常に混雑します。
三嶋大社付近の歩行者天国や駅周辺も、多くの人で賑わいを見せます。
そのため、電車や徒歩での移動がスムーズでおすすめです。
もし車での移動が必要な場合、早めの到着・出発を心がけると混雑を回避しやすくなります。
また、会場周辺を散策する際は、人混みが比較的少ない時間帯での移動や、三嶋大社以外の穴場スポットを巡ることで、より快適に祭りを楽しめるでしょう。
観覧席の確保方法とおすすめエリア
三嶋大祭りの見どころである山車と手筒花火、頼朝行列などを間近で楽しむには、観覧席の確保が重要です。
人気スポットである三嶋大社大鳥居周辺やメインステージ付近では、早い時間帯から多くの来場者で賑わいます。
特に、手筒花火が行われる夜は混雑が予想されるため、開始2~3時間前には場所を確保しておくと安心です。
また、比較的混雑を避けたい場合は、三島大通り沿いの道端に位置するスペースが穴場スポットとなります。
ただし、公式の案内が発表される場合もあるため最新情報をチェックしましょう。
三嶋大祭りの手筒花火とその伝統
夜空を彩る手筒花火の迫力
三嶋大祭りの見どころの一つとして、多くの来場者を魅了する手筒花火があります。
この花火は他の打ち上げ花火とは異なり、「手筒」と呼ばれる筒を火薬で満たし、それを人が手に持ちながら点火します。
その瞬間、筒から激しい火花が吹き上がり、夜空を力強く彩ります。
この迫力は映像や写真では伝え切れず、実際にその場で感じる熱気と迫力には圧倒されることでしょう。
手筒花火は音だけでなく、視覚と体感でも楽しむことができる、まさに三嶋大祭りならではの特別な瞬間です。
【三嶋大祭り2日目】
8月16日(金)、雨も上がり、大祭りの2日目が無事終了しました。伝統芸能の日を代表するプログラム「手筒花火」では雄大な演武が披露されました。
◆三嶋大祭りの詳細はこちらhttps://t.co/u2MC7ZIzE9 pic.twitter.com/LqGgMXIona
— 三島市 (@MishimaCity) August 16, 2024
手筒花火の準備とその裏側
迫力ある手筒花火の舞台裏には、地元の人々の情熱的な準備があります。
手筒自体は竹を基材とし、一つひとつ職人の手で加工されます。
火薬を詰める作業も慎重に行われ、完成品は神聖なものとして広く信仰の対象ともなっています。
準備には時間だけでなく、熟練の技術と知識が求められるため、地域の文化と伝統が深くつながっています。
こうした裏方の努力を知ることで、手筒花火の輝きがさらに特別なものに感じられるでしょう。
手筒花火に込められた祈りと願い
三嶋大祭りの手筒花火には、単なるパフォーマンス以上の意味が込められています。
古くから手筒花火は、地域の繁栄や家族の安全、そして自然災害からの守護を願う祈りの象徴とされてきました。
火を持つ勇敢な姿は、その願いの深さと人々の信仰の象徴でもあります。
その伝統は時代を超えて受け継がれ、今も多くの人々が感謝と祈りを込めてこの花火を見守っています。
三嶋大祭りの屋台グルメ情報
大人気の定番グルメ屋台
三嶋大祭りでは、毎年多くの定番屋台が並び、来場者に大好評です。
たこ焼きや焼きそばといった日本人に馴染み深いメニューはもちろん、チョコバナナやりんご飴なども見逃せません。
また、会場近辺では三島発祥の「三島コロッケ」も長年人気を集めています。
揚げたてのサクサク食感とホクホクのじゃがいもの風味が楽しめる三島コロッケは、ぜひ試してみたい一品です。
8/15(火)
三島直売所のみ営業。
三嶋大祭り1日目です!!店舗周辺かなりこみあいますのでご来店時はお気をつけください。
手羽先の入荷がないため、在庫数が少なくなっています。ご予約は本日分のみ承ります。
電話または、LINEでお願いいたします。 pic.twitter.com/2YlpdOaFdn— 🐔てばくろ🐔 戸田塩だっ手羽公式 (@tebakuro) August 14, 2023
今年初登場!話題の新屋台
2025年の三嶋大祭りでは、新たに注目を集めている屋台が初登場する予定です。
昨今話題となっている台湾グルメや韓国の屋台フードが今年初めて加わり、より国際色豊かなグルメ体験が期待されます。
特に、もちもちの生地で包まれた台湾フード「胡椒餅」や本場韓国仕込みの「ハットグ(韓国風ホットドッグ)」が話題になること間違いなしです。
これらの屋台は現地さながらの味わいが楽しめるため、会場内でも多くの行列が予想されます。
地元食材を使ったオリジナルメニュー
三嶋大祭りでは、地元ならではの食材を活かしたオリジナルメニューが楽しめることも魅力の一つです。
三島市は、静岡県の自然豊かな環境に恵まれ、わさびやうなぎなどの特産品で知られています。
この祭りならではの「わさびを使ったからあげ」や「三島産うなぎを使用したおにぎり」は、地元の味を堪能できると評判です。
また、農産物を使用した季節限定のスイーツやドリンクもあり、会場内でほっと一息つける場面を提供してくれます。
【夏のお知らせ】
静岡県三島市の三嶋大祭りで富士山すくい出店します。お風呂でプカプカ、ココロうきうき。一家に一山いかがでしょう? pic.twitter.com/Bybf5hQMIB— リポップ (@repop_japan) August 13, 2025
三嶋大祭り穴場スポット
公式会場エリアは大変混雑します。
以下は地元観光情報で紹介される「比較的ゆったり観られる・アクセス良好」なスポットです。
- 白滝公園(しらたきこうえん)
三島駅南口から徒歩約5分。
楽寿園の前にある小さな公園で、湧水が流れる涼しい場所です。
混雑する参道や大通りから少し外れるため、子連れや落ち着いて観たい人に向いています。 - 楽寿園(らくじゅえん)周辺
三島駅からすぐの庭園エリア。
祭りの賑わいは近くで感じつつも、園外の木陰や園周辺の歩道から落ち着いて山車や行列を眺められることがあります(楽寿園自体は入園料がかかる場合があります)。 - 水の苑緑地(みずのその りょくち)
源兵衛川の中流付近にある親水公園。
トイレやベンチが整備されており、比較的落ち着いて鑑賞できる穴場ポイントです。
祭りのメイン通りから少し離れますが、その分ゆったり見たい方におすすめ。 - 時の鐘(三石神社周辺)
広小路エリアは祭りの通行ルートの一部ですが、神社周辺は写真撮影に適した場所や見晴らしの良いポイントがあります。
比較的早めに場所取りをすると落ち着いて観られます。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、「三嶋大祭り2025の花火・屋台完全ガイド!穴場スポットや駐車場・混雑状況まで調査!」と題して2025年の三嶋大祭りの情報をお伝えしました。
三嶋大祭りは、地元住民にとって一年で最も待ち望まれる一大イベントであり、三島市の夏を象徴する存在で、威勢の良い山車やシャギリの音色、三嶋大社の壮麗な雰囲気が交じり合い、非日常的な体験を味わうことができます。
またこれらの見どころだけでなく、人々で賑わうグルメ屋台や三嶋大社の縁起餅など、三嶋大祭りならではの特別な名物も楽しめます。
静岡県内でも最大規模の夏祭りで、地元民だけでなく観光客にも広く愛されている三嶋大祭りに参加して、今年1番の思い出を作りましょう。
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