お祭り好きの皆様こんにちは!
今年もお祭りが全国各地で開催されています。
今回ご紹介する【不破八幡宮大祭】は、高知県四万十市にある不破八幡宮で毎年開催される伝統的なお祭りです。
9月18、19日と不破八幡宮大祭でした。
不破八幡宮には豚座建設の神事でお世話になっています。
通称、「神様の結婚式」と呼ばれています。
神様の結婚式は当時の略奪結婚の蛮風を戒めるために始めたとされ、全国的にも珍しい神事だそうです。#神社 #お祭り #結婚式 #四万十市 #不破八幡宮 pic.twitter.com/AsjsVVBakZ
— 豚座建設株式会社(いのこざ) (@5CeVc0xEAarhmsY) September 20, 2021
その主要なテーマは「神様の結婚式」に由来しています。
この地では、略奪結婚の風習が問題となっており、これを戒めるために神様の結婚式を象徴する祭りとして始まりました。
この歴史的背景に基づき、不破八幡宮大祭は地域の平和と繁栄を象徴する行事として長い年月にわたり受け継がれています。
なかなか興味深いお祭りですが、そん不破八幡宮大祭も一度は見てみたいお祭りなので色々と調べてみました。
詳しい情報は今回の記事にまとめていますので、興味がある方は参考にして下さいね。
不破八幡宮大祭とは?その歴史と魅力
不破八幡宮の基本情報と歴史
不破八幡宮は、高知県四万十市に位置し、豊かな歴史と文化を持つ神社です。
その創建は応仁の乱を避けた一條公によるもので、地域の平和と繁栄を祈るために建立されました。
本殿は昭和40年に改修工事が行われた後、美しく整備され現在に至ります。
不破八幡宮は、品陀和気命(ほんだわけのみこと)、玉依姫命(たまよりひめのみこと)、息長足姫命(おきながたらしひめのみこと)を主祭神として祀り、尊い神々の力が地域の人々の生活を守り続けています。
また、この神社は不破八幡宮大祭で全国的に知られています。
特に大祭期間中は、参拝者だけでなく観光客も訪れ、多くの屋台や賑わいが境内を彩ります。
重要な文化財としてだけでなく、地元の人々に愛され続ける存在です。
「神様の結婚式」とは?由来と儀式の内容
不破八幡宮大祭で行われる「神様の結婚式」は、この祭りを語る上で欠かせない神事です。
この儀式は、神輿の結びつきを象徴するもので、もともとは略奪結婚の風習を戒め、結婚の神聖さを広めるために始められたと言われています。
神輿が担ぎ出された後、神様とされる品陀和気命と玉依姫命を迎え、新しい結びつきを祝福する象徴的な場面があります。
また、大祭二日目の「輿合わせ」の儀式は、神輿同士をぶつけ合わせる迫力満点の演出で見どころの一つです。
この行事には地域全体が参加し、観客たちの熱気と興奮に包まれます。
全国的にも珍しい神事と言われており、不破八幡宮大祭でしか体感できない特別な瞬間です。
地域に根付いたお祭りの魅力
不破八幡宮大祭は、地域にしっかりと根付いた伝統的な祭りです。
その最大の特徴は、地元住民が一丸となって準備を進め、他では味わえない温かさと一体感が感じられる点です。
四万十川沿いの豊かな自然に囲まれた不破八幡宮は、屋台を楽しむ家族連れやカップルはもちろん、歴史や文化を深く知りたい旅行者にもぴったりの場所です。
この祭りでは、土佐中村一條太鼓や幡多神楽といった伝統芸能も披露され、観客を魅了します。
地域の歴史と文化、そして食を存分に楽しむことができる、この祭り自体が不破八幡宮とその周辺コミュニティが育んできた誇りであると言えるでしょう。
不破八幡宮大祭2025のスケジュールと見どころ
開催日程と概要
2025年の不破八幡宮大祭は、9月13日(土)・14日(日)の2日間にわたって開催されます。
この大祭は、室町時代から約540年以上続くとされる伝統行事で、「神様の結婚式」として知られています。
本来は略奪結婚の風習を戒めるために始まったと伝わる、全国的にも珍しい神事です。
2025年のプログラム
◆ 9月13日(土)【宵宮】
- 15:00 公式祭(例祭)
- 16:00 奉納太鼓(土佐中村一條太鼓)、奉納演武(抜刀道)
- 17:00 宵宮祭、奉納こども相撲(受付は16:00~)
- 18:00 よさこい奉納(幡多舞人)
- 18:30 民謡舞踊
- 19:30 奉納神楽(幡多神楽)
境内では宵宮らしい賑わいに包まれ、夜の雰囲気とともに奉納行事が楽しめます。
◆ 9月14日(日)【本祭】
- 08:00 神輿巡幸
- 09:00 よさこい四万十
- 11:00 船戸上げの儀式(茄子とり)、奉納つづみ
- 13:00 高屋の祭典
- (※例年行われていた「あげ馬」は2025年は実施されません)
- 14:00 神輿合わせの儀式
- 14:30 本祭典
- 15:00 餅投げ
とくに「神輿合わせ」は、大祭の最大の見どころのひとつ。二基の神輿が勢いよくぶつかり合う迫力ある神事で、多くの観客を魅了します。
見どころ
神輿行列と「輿合わせ」
神輿巡幸では、鮮やかな装飾を施した神輿が市内を練り歩き、沿道は大きな歓声と熱気に包まれます。
午後2時からの「神輿合わせ」では、神輿同士が豪快にぶつかり合い、神事としての厳粛さと迫力を同時に体感できます。
奉納神楽と宵宮の雰囲気
13日夜には「幡多神楽」が奉納され、境内は幻想的な雰囲気に包まれ、夜の神社と舞の組み合わせは昼間とは異なる神秘的な趣があります。
船戸上げの儀式(茄子とり)
14日午前に行われる船戸上げは、五穀豊穣を祈願する伝統儀式です。
独特の所作や囃子が特徴で、地元ならではの文化を感じることができます。
不破八幡宮大祭のアクセス・駐車場・混雑状況
アクセス方法
不破八幡宮大祭が行われる不破八幡宮は、高知県四万十市不破1374-1 にあります。
最寄り駅は土佐くろしお鉄道・中村駅で、車なら約5〜10分、徒歩でも約15分前後で到着できます。
駅からはタクシーやレンタカーを利用すると便利です。観光を兼ねる場合はレンタサイクルもおすすめです。
高速道路を利用する場合は、高知自動車道・四万十町中央ICが最寄りのインターチェンジです。
そこから中村・不破方面までは一般道での移動となり、所要時間は出発地点や交通状況によって異なります。
目安として、高知ICから四万十町中央ICまでは約40〜45分、ICから不破八幡宮まではさらに1時間前後かかる場合があります。
お出かけ前にナビでルートを確認しておくと安心です。
駐車場情報
大祭の期間中は多くの人で賑わうため、駐車場は非常に混雑します。
臨時駐車場が設けられる場合もありますが、午後からの神輿行列や夜の行事が近づくにつれて満車になりやすいです。
混雑を避けたい場合は、できるだけ早めに到着するか、少し離れた有料駐車場を利用して徒歩またはシャトルバスで移動する方法もあります。
その年ごとの駐車場やシャトル運行の有無は、四万十市観光協会などの最新案内を必ず確認してください。
混雑状況
不破八幡宮大祭は、全国的にも珍しい「神様の結婚式(輿合わせ)」が行われることで知られ、歴史的・文化的価値の高い行事です。
2025年は9月13日(土)・14日(日)に開催予定で、両日は例年大変混雑します。
特に「神輿合わせの儀式」や夜間の奉納行事・ライトアップの時間帯は混雑のピークを迎えます。
混雑をできるだけ避けたい場合は、朝の早い時間帯に参拝するか、地域住民や観光案内所で穴場の観覧スポット情報を確認すると、比較的快適にお祭りを楽しめますよ。
不破八幡宮大祭2025のグルメ屋台情報
四万十川に遅い秋。土曜日、小京都四万十市で不破八幡宮大祭が始まった。沿道に並ぶ約40の露店が懐かしい昭和の風情を醸す。トランクを手に映画「男はつらいよ」の寅さんが出てきそう。17日は奇祭「神様の結婚式」がある。風も空の雲もゆっくりと秋に向かう。#四万十川 #不破八幡宮大祭 #露店… pic.twitter.com/jNQXeGwTY8
— 笠原雅俊 (@UJqitkzdsekRONR) September 16, 2023
不破八幡宮大祭では、多くの屋台が境内や参道に立ち並び、来場者にお祭りならではの食体験を提供しています。
過去の参加者の記録によれば、以下のような定番グルメが人気です。
- たこ焼き:外はカリっと、中はトロッとした食感が小腹にぴったり。
- お好み焼き:鉄板で焼き上げる熱々の一品。多彩な具材が選べることも。
- 焼き鳥:香ばしい香りが食欲をそそる王道の祭り屋台メニュー。
- わた飴、フランクフルト:子ども人気の甘味&スナック。甘さと手軽さが魅力です。
その他のスイーツ・カフェ関連
今年出店を期待したい「ふわふわのかき氷」や「柚子ドリンク」「四万十栗スイーツ」などの屋台・甘味処の情報は、現段階では、確認できていませんが行ってみてからのお楽しみにしたいと思います。
ただ、伝統的な祭りの雰囲気の中で、地元のカフェや甘味屋を探したい場合は、事前に公式案内や地域情報をチェックするのがおすすめです。
「残暑お見舞い申し上げます」が遠い四万十川。土曜日、小京都四万十市で「不破八幡宮大祭」が始まった。沿道に並ぶ約40の露店。金魚すくい、射的、かき氷、タコ焼き‥・。大きなウナギを狙う「うなぎつり」もある。キャッシュレスの時代に子供たちが握りしめる百円玉がうれしそうだ。どこか懐かしい香… pic.twitter.com/z3sGq0nchQ
— 笠原雅俊 (@UJqitkzdsekRONR) September 14, 2024
不破八幡宮大祭2025の穴場スポット情報
混雑を避ける観覧場所
不破八幡宮大祭は毎年多くの人で賑わいますが、少し工夫すれば落ち着いて楽しめる場所もあります。
- 本殿裏手の広場
比較的人が少なく、神輿行列や奉納演武を落ち着いて観覧できる隠れたスポットとして知られています。 - 境内北側の参道沿い
木々に囲まれた静かな雰囲気があり、祭りの喧騒を少し離れて楽しみたい方におすすめです。
ゆっくり楽しめるフォトスポット
- 楼門付近
歴史ある建築と祭りの風景を一緒に写真に収められる人気の撮影スポットです。 - 夜の本殿周辺
公式情報にライトアップの記載はありませんが、宵宮の夜は境内の灯りと奉納神楽が織りなす幻想的な雰囲気があり、写真映えするシーンが期待できます。 - 神輿行列の進路沿い
場所によっては背景に四万十市の自然が広がり、フォトジェニックな一枚を撮影することができます。
地元民のみが知る絶景散歩道
地元の人々に親しまれている「神輿帰りの小道」と呼ばれる散歩道があります。
ここからは四万十川と周囲の山々を見渡すことができ、特に 早朝や夕暮れ時 には柔らかな光が風景を美しく彩ります。
散歩道沿いには季節の草花も咲き、祭りの賑わいとは異なる静かな魅力を楽しめます。
観光パンフレットにはあまり載っていないローカルな穴場ですので、自然の景観も一緒に楽しみたい方におすすめですよ。

自分だけの穴場スポットを見つけてみてね
まとめ
いかがでしたか?
今回は、「不破八幡宮大祭2025完全ガイド!屋台・穴場スポットも網羅!」と題して2025年の不破八幡宮大祭の情報をお伝えしました。
不破八幡宮大祭は、高知県四万十市にある不破八幡宮で開催される、地域に根付いた伝統的な祭りです。
「神様の結婚式」や「輿合わせ」といった珍しい神事が見られるだけでなく、多数の屋台や地元ならではの特産品も楽しむことができます。
2025年には、9月13日(土)・14日(日)の2日間にわたり、歴史的な儀式や活気ある奉納行事が予定されています。
夜のライトアップや迫力満点の神輿行列、さらに地元住民が教える穴場スポットやフォトジェニックな景色など、新たな発見が満載な点も大祭の魅力です。
アクセスも便利で、中村駅から車で約5分の距離にあります。
また、混雑を避けてゆったり楽しめる観覧場所や地元グルメを堪能する屋台巡りなど、訪れる人にとって充実した時間を過ごせる仕掛けが充実しています。
伝統文化と地域の魅力が凝縮された不破八幡宮大祭、ぜひ足を運んでその感動を体験してください!
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