お祭り好きの皆様こんにちは!
今年も暑い夏、熱いお祭りの季節になりました。
青森県
黒石よされ
8月
日本三大流し踊りの1つ
『阿波おどり』(徳島県徳島市)
『郡上おどり』(岐阜県郡上市)
『黒石よされ』(青森県黒石市)
青森市の下、十和田湖の左上、弘前市の右あたり pic.twitter.com/hc7vvc36q8— Ryota (@ryota_11267) July 25, 2023
【黒石よされ】は、青森県黒石市で毎夏開催される伝統の流し踊りで、江戸時代から続く歴史をもち、日本三大流し踊りの一つに数えられます。
中町こみせ通りを中心に浴衣姿の踊り手が連なり、独特の掛け声「エッチャホー」と津軽三味線の調べが夜の街を包みます。
津軽民謡の伝統的な楽曲が祭り全体を彩り、訪れた人々に地域文化の奥深さを改めて感じさせる印象的な黒石よされは一度は体験したいイベントでは無いでしょうか。
この記事ではそんな黒石よされの屋台の楽しみ方や穴場スポットに加えて駐車場や混雑状況などを詳しく紹介しますのでお楽しみに。
黒石よされとは?その歴史と特徴
黒石よされの起源と由来
黒石よされは、青森県黒石市で毎年夏に開催される伝統的な祭りであり、その起源は約500〜600年前にさかのぼります。
この祭りは、男女の恋の掛け合い唄が発端となり、その唄や踊りの流れが現在の形へと進化してきたとされています。
「よされ」という言葉は、豊作を祝うという意味も含んでおり、祭りには地域の繁栄と感謝の願いが込められています。

とても古いお祭り体験したいよね
日本三大流し踊りとしての位置付け
黒石よされは、日本三大流し踊りの一つとして広く知られています。
他の流し踊りである岐阜の郡上おどりや徳島の阿波おどりと並び、その華やかさと迫力を全国に発信しています。
黒石市の中心部で繰り広げられるこの祭りは、地域文化や伝統芸能を深く感じられる重要な機会となっています。
黒石よされを構成する3つの踊りのスタイル
黒石よされは、以下の3つの特徴的な踊りのスタイルで構成されています。
まず「流し踊り」は、約2,000人の踊り手が市街地を練り歩く壮観なスタイルで、軽快なリズムと掛け声「エッチャホー、エッチャホー」が響き渡ります。
「廻り踊り」では、観客も参加可能で、その場全体が躍動感のある熱気に包まれます。
そして、「組踊り」は地元の踊り手たちが津軽民謡に合わせて優雅に踊る姿を披露します。
一つひとつが異なる趣を持ち、訪れる人々を飽きさせません。
黒石よされの見どころは?
廻り踊りと組踊りの華やかさ
黒石よされの見どころの一つは、廻り踊りと組踊りが織りなす華やかな演出です。
廻り踊りでは、参加者が観客も巻き込みながら輪を作り、祭りの熱気を共有します。
一方、組踊りでは地元の踊り組が揃いの衣装を纏いながら、津軽民謡に合わせた美しい手踊りを披露します。
その統一感と躍動感が見事で、初めて観る人でもその魅力に引き込まれることでしょう。
今年初のお祭り参加は
【黒石よされ】でした来年は踊り覚えて列にも参加してみたいです🔥☺️
知事も参加してて、あちこちから知事ー!と呼ばれてたのに対して「どこに行けば良いのー?どこでも行くよー」と返してくれてました☺️
よされ楽しい😃 pic.twitter.com/5ac2bUD9ZG
— ナカムラ (@soundstudioplus) August 15, 2024
2,000人が織りなす流し踊りの壮観
黒石よされ最大の特徴である流し踊りには、約2,000人もの踊り手が参加します。
参加者が町中を踊り歩く様子は圧巻で、踊り手たちの掛け声「エッチャホー、エッチャホー」が響き渡ります。
その規模はまさに日本三大流し踊りにふさわしく、観客の心に強く刻まれるシーンとなるでしょう。
また、屋台が並ぶ通りを踊りながら進むスタイルも、黒石よされならではの楽しみです。
夜の黒石市が踊り一色に染まる風景
祭りの期間中、夜になると黒石市が踊り一色に染まります。
提灯や灯籠が街を彩り、それぞれの踊りが夜の柔らかな灯りの中で繰り広げられます。
観客は沿道から踊りを眺めたり、会場の中央で熱気に浸ったり自由に楽しむことができます。
観光客もその雰囲気を存分に味わえるため、夜の時間帯は特におすすめです。
会場周辺の穴場スポットを見つけると、写真映えする絶好のポイントがあるかもしれません。
青森県黒石市は、ねぷただけじゃないよ。
日本三大流し踊りの黒石よされもあるよ!徳島の阿波踊りもいいけど、
黒石よされは風情、情緒がある流し踊りです。時代に合わせたNEWバージョンもお楽しみください😆 pic.twitter.com/VcCNnAEThF— 山ひろ (@baby111_s) August 20, 2024
津軽民謡との融合が生む独特な世界
黒石よされの踊りには、津軽民謡が重要な役割を果たしています。
力強くも哀愁を帯びた津軽民謡は、踊り手の動きと見事に調和し、独特で感動的な世界を演出します。
「よされ」の掛け声や唄に耳を傾けることで、その土地の文化や歴史に触れることができます。
観客も一体となって楽しめるこの融合は、他の祭りではなかなか体験できないものです。
開催時期と場所の紹介
黒石よされは、毎年8月14日から20日まで行われます。
その中心は8月中旬の3日間で、この時期に最も多くのイベントや見どころがあります。
祭りは黒石市の市街地を中心に展開され、主要会場は青森県黒石市大字市ノ町周辺です。
アクセスと周辺情報
黒石駅からのアクセス方法
黒石よされの会場へのアクセスはとても便利です。
最寄り駅である弘南鉄道の黒石駅から会場までは徒歩約10分の距離となっており、駅を降りてからすぐにお祭りの賑わいを感じることができます。
また、東北自動車道の黒石ICからは車で約6分ほどなので、車でのアクセスもスムーズです。
会場周辺では通常、交通案内スタッフが配置されるため、不安なく向かうことができます。
祭り期間中の交通規制と駐車場情報
黒石よされの開催期間中には、会場周辺で交通規制が行われるため、特に車でのアクセスを予定している方は注意が必要です。
駐車場については、会場周辺に複数配置されているものの混雑が予想されるため、早めの到着をおすすめします。
また、屋台やイベントが盛りだくさんのため、多くの人で賑わう時間帯には公共交通機関を利用するのも一つの手です。
祭り会場への移動に時間的な余裕を持たせておくと、より楽しい時間を過ごせるでしょう。
イベントのスケジュールや交通規制はコチラで確認出来ます → 開催スケジュール・交通規制図 (参照元:黒石観光協会HP)
屋台グルメと地域特産品情報
祭りの楽しみの一つといえば、やはり屋台で味わうグルメです。
黒石よされでも地元ならではの美味しい料理が並びます。
特に、黒石の名物である「黒石つゆ焼きそば」は外せません。
濃厚なソースとスープが絡み合った独特の味付けが特徴で、観光客に人気の一品です。
また、地元特産のりんごを使ったスイーツも随所で見かけられます。
他にも、新鮮な山の幸や海の幸を使った地域ならではの食材を求めて屋台巡りをすると、新たな発見があるでしょう。

お祭りの屋台は常に楽しみです
会場での食事と夜店情報
黒石よされの楽しみの一つが会場内の屋台です。
会場周辺には地元の名物料理やお祭りならではの屋台が多数並びます。
津軽地方の伝統的な味を堪能できる屋台では、「黒石つゆやきそば」や「せんべい汁」など、青森ならではのグルメを味わうことができます。
特に、屋台エリアは活気あふれる雰囲気が特徴で、地元の人々や観光客とともにお祭りの夜を楽しむのに最適な空間です。
子ども向けの金魚すくいやヨーヨー釣りといった夜店もあり、家族で訪れても大いに楽しめることでしょう。
穴場スポット3選
人混みを避けつつ、黒石よされの雰囲気をじっくり味わえるスポットを紹介します。

自分だけの穴場スポットを見つけよう
中町こみせ通り
江戸時代から残る木造アーケードの街並み。昼間はレトロな建物散策に最適。
津軽こみせ駅
こみせ通り沿いの観光・物販施設。
休憩スペースがあり、観光パンフレットや土産、資料が手に入る。
※「黒石観光案内所」(駅前)は別にあり、住所は緑町1丁目187です。
御幸公園またはスポカルイン黒石
静かに休める市民の憩いの場や市のスポーツ・文化施設。
まとめ
いかがですか?
今回は、「黒石よされ2025の屋台グルメ・穴場スポット情報まとめ!駐車場や混雑状況も調査!」と題して2025年の黒石よされの情報をお伝えしました。
黒石よされは、歴史ある踊りと温かな地元文化に触れられる夏の一大イベントです。
華やかな浴衣姿の踊り手が連なり、「エッチャホー」の掛け声とともに優雅でゆったりとした踊りを披露する圧巻の光景を体感して青森の夏を存分に味わいましょう。
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